高田匡隆【Masataka Takada】
1977年神奈川県出身。5歳よりピアノを始める。桐朋学園大学「子供の為の音楽教室」、桐朋女子高等学校・音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学卒業。幼少より、数々の国内コンクールに優勝し、1996年、第7回吹田音楽コンクール第1位、1999年、第68回日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞、野村賞、井口賞、河合賞を受賞。
桐朋学園大学卒業後、ニューヨークのマンネス音楽院、ハンガリー国立リスト音楽院にて研鑽を積み、2006年に拠点をイタリアに移し、イタリア国立サンタ・チェチリア音楽院を2009年に首席で卒業。同時に最も優秀なソリストに与えられる「イタリア共和国大統領賞・シノ―ポリ賞」をイタリア政府より、日本人で初めて受賞。大統領官邸での授与式に参列し、大統領からメダルと賞金を授与される。
留学期間中には文化庁新進芸術家海外留学制度のほか、明治安田生命クオリティオブライフ財団、ローム・ミュージック・ファンデーションから助成を受ける。
日本はもとよりイタリア、ポーランド、ドイツなどヨーロッパ各地でリサイタル、音楽祭などに出演。国内外の著名な指揮者、オーケストラとの共演も果たし、高い評価を得ている。 2013年に日本に完全帰国後は、公益財団法人日本ピアノ教育連盟の講座や各地での公開レッスン、全日本学生音楽コンクールの審査など後進の指導にも力を入れている。
これまでの活躍を認められて、第53回神奈川文化賞未来賞、第18回京都・青山音楽賞を受賞。
これまでに、福岡幸子、辻井雅子、森安芳樹、加藤伸佳、ジェローム・ローズ、カールマン・ドラフィ、ジョルジュ・ナードル、セルジオ・ペルティカローリの各氏に師事。
現在、武蔵野音楽大学と桐朋学園大学にてピアノ科講師。公益財団法人 日本ピアノ教育連盟・理事。
♦主な受賞歴♦